最後のまとめから約5年。周辺環境などが大きく変わったこともあり、2021年最後のエントリで書いた通り大きく機器数を絞って以来、その構成で十二分に満足できたのでもう上がりのつもりだったのですが、久々に機器構成に少し変化があったこともあり、現況をまとめてみることにしました。
なお、2021年には今回まとめた他にも色々あったのですが、ここで振り返るのはやめておきます。最も、今回まとめた機器情報の大半が同年度購入になっていることから何となくお察し頂けると思いますが。今振り返ると正直常軌を逸していたと思わなくもなく、本当に自分はストレスが物欲に行きやすい人間なのだなと。。。
ヘッドホン
- ATH-ADX5000:2021年購入。
- TH909:2021年購入。
- ZONE VIBE 100:2023年購入。
- DT1770 PRO MKII:2024年購入。
2021年当時の試行錯誤の末、有線ヘッドホンを上記2機種に絞りました。今でも全くリプレースしたい気持ちは一切ないレベルで気に入っています。1TH909は計画内、ATH-ADX5000はセールで半ば衝動買いと、経緯には若干の差異があるのですが。
一方、密閉型のヘッドホンがちょうど欲しくなり、以前チェックしていたベイヤーダイナミックのDT1770 PROあたりの情報を調べていた所、つい最近ラインナップが更新されたため手元に残っていた数少ない機器を下取して購入。こちらも気に入りました。お値段は昨今の事情もあり、かつて本格的に購入を検討していた頃から結構上がってしまっていましたが・・
ZONE VIBE 100は完全に仕事用。ATH-G1WLは割と早々に内部バッテリの持ちが極端に悪くなってしまったためリプレース。WH-1000X4はマイクの性能がイマイチだったこともあり仕事用は諦めて私用で便利使いしてましたが、デスクトップで使用する分には最早無線である必要もないと判断してこちらも手放しました。
イヤホン
- B&O A8:2004年頃購入。
- UE Live:2021年購入。
- Bose QC Earbuds II:2023年購入。
反面、イヤホンは2021年にDROPのセールに釣られた&元々UE Proシリーズに興味があったことの2点より購入したUE Liveを除いて全部整理しました。2在宅勤務中心だと使うのはスピーカーないしはヘッドホンになる以上、イヤホンはもう1つ持っておけば充分と考えて、手元に残しておくならこの機種だなと。遮音性や取り回しの良さも含めてトータルで正解でした。
去年まではBluetoothレシーバとの組み合わせで外出時も使っていたのですが、久々に海外出張がありノイキャンが欲しかったので、Boseのワイヤレスイヤホンを購入。やっぱりめちゃくちゃ便利だしノイキャンの効きも良いしということで、外出時はほぼこれを使っています。
スピーカー
- KS-11:2021年購入。
- LS50 Wireless II:2022年購入。
KS-11はデスクトップ用、S50 Wireless IIはリビング・ダイニング/TV用で使い分けています。
KS-11の使用頻度は周辺環境の変化により大幅に上がりました。BGM/BGVかけながら仕事なり作業なりする時とかはヘッドホンより望ましい場合も多いし、ゲームとかでも普通に使うし。アナログ入力しか使っていないので、スピーカの内部構成上若干モヤモヤするところもあるますが、サイズ感とクオリティを考えるとこれ以上の選択肢もなかなかないんですよね。それで前機種も足かけ10年以上使い続けた訳ですし。
LS50 Wireless IIについては、オーディオ機器にある程度まとまったお金を使えるのもこれが最後という感慨を抱きつつ、値上げ前に駆け込みで買いました。ただ住環境など諸般の事情から使用頻度はそれほど高くなく、正直少し持て余し気味かもしれません。もちろん気に入ってはいるので手放そうとは思わないのですが。音楽はもちろんなんですが、TVから光デジタルで繋いでガルパン映画版見た時の衝撃が凄かったです。これがキャタピラの音か!という。
DAC・ヘッドホンアンプ
- Hugo 2:2021年購入。
- HPA V550:2021年購入。購入時のエントリ。
- FiiO BTA30 Pro:2024年購入。
前回のまとめ時点から、ADI-2 DACをHugo 2でリプレースした後、Pro iDSD/Pro iCANを手放しています。できればDAC・ヘッドホンアンプは2セットで運用したかったところなのですが、諸般の事情によりどちらか1セットに絞る必要があったというところで止むなく。HPA V550を手放すつもりがない以上ヘッドホンアンプはPro iCANが自動的に対象となり、それとセットで考えるとDACはPro iDSDになるのかなというところで。
Hugo 2かQutestかは当時迷ったものの、(据え置きメインではあるものの)ポータブル用途でも使える&2goとの併用の2点よりHugo 2にしたのですが、後述する2goの故障を考えるとQutestにしておけば良かったかなという気持ちも少しだけあったり。最もHugo 2にはデスクトップモードでバッテリへの充電を最適化する機能があるので、そこまで同種の問題を気にする必要はないかもしれませんが。デザインが多少奇抜なところはあるものの出音もモノも気に入っているだけに、悩ましいところではあります。
FiiO BTA30 Proについてはちょっと毛色が異なっており、PC(USB)&PS5(Astro経由の光デジタル)をHugo 2にCOAX経由で接続するためのDDCとして使用しています。長らく両機器をいわゆるメインシステムに接続できておらず、それを解消するのが狙いでした。最初はZEN Blue 3とかも考えたのですがお値段結構したのもあり断念。あと、実はFiiOでもFIO-BR13の方が接続だけ考えると安く上がったことに後から気付いたんですが、そこは見ないフリをしています。機能差異自体はそこそこあるし!後、筐体が小さいのは設置スペースやそれに伴う配線の自由度を上げてくれているのでとても良い感じです。
ネットワークストリーマー
- ultraRendu:2021年購入。
2go:2021年購入。(故障)
ultraRenduはPro iDSD/Pro iCAN用、2goはHugo 2用にそれぞれ当時購入。最初はultraRenduにUSB切替器を接続すれば両系統切り替えながら使えるかな?みたいなセコいことを考えてたんですけど、ultraRenduを再起動しないと切替後の機器を認識してくれなかったので結局両系統揃えました。
その後、Pro iDSD/Pro iCANを手放してからは長らくultraRenduが遊んでいたので手放すことも考えてたのですが、何となく手元に置いていたところ、ここ半年で2goがバッテリ膨張&それに伴うmicroUSB端子破損により故障してしまったため、急遽ultraRenduを持ち出してきているというのが現況です。数千円で済むということで、勢いでファームウェアのアップデートまでしちゃいました。
2goについては修理に出したい反面、バッテリ交換だけでなく基板まで破損してしまっているので、結構な金額取られる可能性があることを考えるとあまり気が進まず。バッテリ交換したとて、2goがデスクトップモードに対応していなそうな以上3、同様の事象が再発するのではないかという懸念もありますし。
というか、バッテリ膨張に気付いたのは筐体開けた後なんですよね。最初は単純に充電できなくなる事象で、microUSB挿し直したり別のアダプタに替えたら充電復活したりしたのでそういう状態で騙し騙し使っていたら本格的にできなくなってしまい、端子を筐体外から触って調べていたらポロッと逝ってしまったという。で、一応自分で修理できるかどうかを確認する意味で筐体開けたら膨張したバッテリがお出まし。ちょうどmicroUSBの実装部分と接触していたのか?端子自体が脆くなっていたんじゃないかと推測していますが・・。いずれにせよ、バッテリの問題とはいえ高価な機器が約3年で故障してしまうというのは残念でした。
再生環境
ultraRendu&2goについてきたRoonの試用ライセンス*2に乗せられて、ここ数年はRoonを使ってます。LS50 Wireless IIもRoon Readyですし。
利便性はもちろん安定性も十分なんですけど、長期的に使用頻度が低下してきていること&アルバムメニューから一部アルバムを認識しないことの2点よりそろそろDLNAなり他の仕組みにしようかなと思い始めてきています。当時は熟考の末永続ライセンスではなく年間サブスクにしたんですけど、これまた昨今の事情で金額が上がっており、当時の永続ライセンスの金額に年間サブスクの合計額がそろそろ達しようとしているということも大きいですね。価格設定としては大体5年間くらいの金額に設定しているように見えるんですけど、それが3年間になってしまうと結構なインパクトがあって。
DAP
- なし
使用頻度の低さより手放して以来手元にありません。今となってはよっぽどのことでもない限りスマホ持ち歩いておけば十分ですものね。。
ということで、ここに書いていることだけでも前回更新時からえらい変わっていてアレなのですが、また動きがあれば更新するかもしれません。直近だと再生環境の部分が一番可能性高そうですが、それでもRoonの更新時期が近づくまでは保留かな。。