PCをリプレースしたのでその話を書きます。結論としてはほぼノートラブルで進みました。なのでエントリとして起こすかどうかは悩んだのですがとりあえず。ちなみに10GBASE-Tの話題は別エントリで触れているのでその点は割愛。
機器構成
今回はサイコムで組みました。モデルとしては「Silent-Master NEO Z490-Mini」に該当。最初はオリオスペックで組む予定でしたが、ミニタワー筐体のモデルがなかったのと、たまには他で組むのもアリだなあということで。Blu-rayドライブとかSSD2枚とかは新しく調達or既存のものをそのまま流用。
カテゴリ | 詳細 |
---|---|
ケース | CoolerMaster Silencio S400 |
マザーボード | ASRock Z490M Pro4 |
CPU | Intel Core i7-10700K [3.80GHz/8Core/HT/UHD630/TDP125W] |
メモリ | 32GB[16GB*2枚] |
ディスク | Crucial CT1000MX500SSD1 * 2、TOSHIBA HG5d(512GB) * 1 |
光学ドライブ | PIONEER BDR-S12J-X |
PCI Express | GeForce RTX2060 SUPER 8GB、ASUS XG-C100C |
せっかくM.2.SSDスロットがあるマザボなので1枚くらい積んでみようと思ったのですが、PCIeモデルはまだやや割高な印象があったので今使用しているSSDがお亡くなりになってからのリプレースで良いかなと。東芝のSSDはほぼ7年間酷使してきたのでそろそろ危ういと思っており、第一候補。ただせっかくPCIe導入するならCドライブとして使いたい欲もあるのでその場合はまたデータ移行とかが面倒なことになってしまうのですが。
データ移行
Acronis True Image2020でPC全体をバックアップ&リストアして実施。以下URLを参考にしました。Acronis Universal Restoreは不要でした。
前回リプレース時も同じような方法で実施した記憶があるものの、リストア完了後の起動時にライセンス云々で怒られて結局クリーンインストールする羽目になった記憶があり、どうせ上手くいかないんだろうなと思って諦め半分でやったのですがほぼノートラブルで完了してしまい嬉しい誤算でした。もちろんチップセットドライバとかマザボ周りのドライバはその後全部入れ直しましたが、一からアプリケーション入れ直してデータコピーして、よりはよっぽど簡単に済むので良かったです。
ただリストア中に速度がめちゃくちゃ遅くなって(所要時間数時間⇒数日レベル)これAcronisちゃんと動いてるの?大丈夫?と懐疑的なムードになってたのですが、ふとバックアップ先のzpoolの状態を見てみたら見事に定期scrubが開始されておったので慌てて止めました。その結果速度が復活して事なきを得ました。これで半日くらい無駄にしてしまった・・
パーティション整理中のトラブル
今回の移行でほぼ唯一遭遇したトラブル。今回の移行時にEFIのブートパーティションが出来ており今までMBRが入っていると思われたNTFSのパーティションがおそらく不要になったのか、普通にDドライブとして見えるようになった。Dは別のドライブに割り当てたかったのと、エクスプローラ上から確認しても何のファイルも見えなかったこともあって、大丈夫だろうとパーティションを消した所OSがブートしなくなってしまった。(Window Boot Manager自体は認識していたもののそこから削除したパーティションを見に行っていたのだと思われる)
色々調べて、最初はWindowsのインストールUSBメモリからブートして修復しようとしたものの何故か上手くブートせず、結局データ移行時に作成したAcronisのブータブルメディアからEFIパーティションと削除したNTFSのパーティションを両方リストアしたところ無事に復旧。最悪もう1回リストアすることも覚悟していただけにこれだけで済んで助かりました。
Dドライブもレターを剥がしたら見えなくなったので解決。実は最初に1回剥がしていたのだけど、OS再起動後にまた見えるようになってしまったためパーティション削除をすることにしたことが上記トラブルの遠因となってしまいました。再現性が今ひとつ不明です。
他、性能や静音性などは現状とても満足しています。後者はドライブを全てSSDにした影響も大いにありそうですが。唯一、高さの寸法がギリギリで机の天板に接触してしまいたまに変な共振音がするのを何とかしたい感じ。このケースの足を外せればギリギリ収まりそうなのですができるのかしら・・