そういえば夏コミのエントリまだ書いてないなぁ、と思いつつ・・その夏コミがきっかけで自炊をはじめましたので、これから何回かに分けてつらつら書こうと思います。
ここ数年、本棚が常にクライマックス状態であるということは折に触れて数回このBlogでも書いてきた通りですが、その分要らない本をBookOffに出すなり廃棄処分するなりして、どうにか本棚に収まる程度の量にはしてきたつもりなのです。ただ、最近はBlu-rayの増加と艦これの同人誌に本格的に手を出し始めたこともあり、ついに夏コミ終了時には(主に同人誌が)割とにっちもさっちもいかない状態になってしまいました。こうなるとまた廃棄しかないのですが、廃棄対象を選別するのにもう一度本棚を精査するより、データ化しても問題ないものを選別する方がコストも少ないし良いよね!!と思うようになりました。
自炊に今まで消極的だったのは、「裁断機を置くスペースがないし、裁断には手間がかかる」という懸念があったからなのですが、一度腰を据えて裁断機を色々調べてみた所、最近は割と良い感じのものが色々と出ていることが判明し、俄然乗り気に。こうなると夢は膨らむもので、かさばる技術書をデータ化して空いたスペースを有効活用するとか、本棚の一般書籍をデータ化して全体的にもう少し余裕を持たせるとか、部屋そのものを一度見直す良いきっかけになるのではないかと思い、ついに購入に至りました。
購入したのは、以下2点です。
- DURODEX 200DX
- PFU ScanSnap ix500
正直、どちらも自炊やる上では鉄板な選択肢の1つなので特に面白みはないのですが、一応選定理由を書いてみます。
まず、裁断機については値段が高いのが難点ではあるものの、18mmまで裁断可能・裁断操作がシンプル(LEDによるガイドライン付き)・フットプリントが小さい(折り畳み時)という3点から調べ始めた時点でほぼ一択でした。特に3点目は大きくて、裁断機用のスペース捻出が自炊をやる上で大きな障壁だった所、幅17cmのフットプリントで済むというのは非常に魅力的でした。その分安定して自立するか懸念もあったのですが、全く問題ありませんでした。
スキャナについては、ギリギリまでCanonのDR-C225Wと悩みました。ix500のAmazonレビューに幾つか気になることが書いてあり、私の想定している使い方を考慮すると問題になりそうだったこと、スペック的に大差ある訳ではなく後発の製品な分レビューで指摘されているような弱点をカバーできているのではないかと思ったこと、機構的に排紙スペースが不要なこと、の3つが理由でした。ただ、DR-C225Wのレビューがネットにほとんど落ちてなかったんですよね。。人柱になっても面白かったのですがコケた後のリカバリが色々と面倒なことに加え、どうにか排紙スペース含めたスキャナ用の場所を確保できそうなこと、iX500だとAcrobat11が付いてくることの2点も合わさり、結局上記の選択となりました。
てことで、次のエントリで実際に使用しての所感を書いてみます。