最近こんなことばかりやっていて大分イライラが溜まっているので、発散目的で書いてみます。


属人化ってのはまだ救いようがあると最近気付きました。人、いますからね。まーそりゃいない時もありますけどいる時にどうにかすればいいわけですよ。そのような状況下でその人がいなくなったら、大変なことになりますが。で、正に今がその大変な状況な訳です。

もちろん、ある程度不可抗力な部分はあると思うのです。急病とか仕方がないし、出来ていないものをあたかも出来たように見せかけるプロの犯行を見抜けないのもまぁ仕方ないのでしょう。でも、計画的な人の出入りについては分かる訳ですから、出入り前後の管理とかチェックとか引き継ぎとか、そういう所は入念にやるべきだと思うのです。後々ツケを払わされるのは、結局の所自分たちです。

まあ、誰も他人の面倒なんて見たくないのですよね、できることなら。自分のことで精一杯。ただ、それに甘えちゃいけないんですよ。自分のケツを自分で拭くつもりならそれでも良いのかも知れませんが、大概ケツ拭きは違う人間ですからね。今の私のように。だからせめて、地雷が埋まってそうな所に標識を立てるくらいのお仕事を去り際にやってもらうべきなのですよ。「ない」のは論外ですが、「ある」ことで安心できるほど、人間ってのは正確に出来ていないです。だって、自分自身がそうでしょう?


研究はまず「巨人の肩の上に乗る」所からだ、という話は有名ですが、心底羨ましいと思います。肩の上に乗るのが本当に楽なんですよ。肩の上に乗るための知識や勉強は必要かと思いますが、そういうキャッチアップ自体は本当に楽です。

こちらではさしずめ「巨人を作って、巨人の肩の上に乗る」ですが。あちこちに散在する材料をかき集めて、どうにか巨人のようなものを作って、やっとスタートラインです。その作った巨人自体も本来あるべき巨人とは異なるかもしれない状態で進める訳ですから、そりゃ想定外なことも起こります。で、またその回収にリソースを割かれる訳です。過去に巨人を作った人間に怒鳴りたくても、その人はもういない訳ですからぶつけようもない。

まーこんな話珍しくもないのですが、それ故に本気でバカなんじゃないかと思うことは多々あります。何回同じことを繰り返せば気が済むんだろうかと。結局の所トレードオフで、後は貧乏くじを引かされる人間が苦労するだけのことと言えばそれまでなのですが、トレードオフだとしてもそれが思考停止して良い理由にはならんのですよ。


それにしても、信賞必罰って言葉はこのお仕事にないんですかね??もちろん私は、誇れるほどの成果や賞を得た訳ではないのだけど、一つそれなりの貢献はしたつもりなのです。その対価がコレかと考えると、やる気はなくなりますな。誰かがやらなきゃいけないことなのだから仕方ない、そんなに楽しいことばかりやれる訳がないとしても、これで今年度3つ目ですからね?

愚痴の一つも言いたくなります。チェーンソー男みたいに不幸と悪の象徴でもいたら、大分分かりやすいんですけどね??