そういえば、そろそろ例大祭ですね。5月下旬になれば少しは暖かくなっていることでしょう..と思いかけて、イベントは涼しい方が断然良いことに気付きました。今。

で、その例大祭のカタログを買ったり心綺楼は買えないだろうなと思って予約したり、カタログと合わせて既刊回収などしていたのですが、多分シャカイジンになって得ることができる一番分かりやすいものってこういうことなんだろうなと思ったりしました。感覚的には駄菓子屋での駄菓子買い放題とかに近いのですが

  • 一般的な商業誌と比べて性質上割高(であることが多い)
  • 豪華版や廉価版など、グレードや値段の選択の余地がない
  • 一般的な商業製品と比べて発売期間が短く、割と即断即決が求められる

みたく、普通の商業製品と比べて条件が厳しいand選択の余地が少ないのが、逆に充足感や満足感に繋がっているのかと感じたりします。普通の商業誌の場合も概ね当てはまりますが、先送りっていう選択肢が現実的かどうかが違い。それでも先人からすればどれだけ今が恵まれているんだと言われそうですが。

自分の欲しいものを何でも自由になんて無理なことは誰にでも分かることだし、オーディオとかそういう世界は完全に底なし沼だし、物欲だけで満足するのも結構難しいですよね。同人ってそのへんのバランスがわりかし上手く取れている気がするのですよ。まあ蒐集欲全開で行くとそれはそれで底なし沼かもしれませんが、一期一会(故の希少さ)と考えれば表裏一体。世の中は上手く出来ているものです。いやホント。

もうともかく今年は絶対に行きそびれるつもりはないのですよ-。去年の喪失感は本当に思ったよりずっと大きかったので。職場が同じ方向にあるっていうのをあれほど恨めしく思った日はないでしょうね。帰還者が日常に溶け込んでいく様を見て、ああ私も本当ならあの中にいたのだよな..と職場に行く途中に想像する切なさと言ったらもう・・日程がともすればやや微妙ですが這ってても行ってみせるさ!!