既に最新刊まで読んでしまっているので一括りにしても良かったのですが、それをするにはもったいない作品だと思ったので、一つずつ。
そんな訳で、買おう買おうと思っていながらなかなか手を出せていなかったのですが先日ようやく購入。一読して即、残りシリーズの購入が確定したのでありました。
一巻ですが内容的には結構色々と飛ばしまくっていて、私はNW方面には(勉強しなきゃいけないと分かっていながらなかなか手を付けられず)疎いもののインフラ構築畑の人間なのであるあるエピソードがザクザク出ること。。まだ今回は初歩と言えば初歩、技術寄りなお話がメインなのでそういう所は微笑ましい気分で読めたのですが、物語終盤の修羅場は流石に胃が痛くなりました。。あそこまでムチャクチャな状況には遭遇したことがない、流石にフィクションだなぁと思っていたら先日身近な所から恐ろしい話を聞いたので、一瞬で笑い飛ばせなくなってしまったのはまた別の話。
最もなまじエピソードや空気感がリアルである故にそのまま描かれただけでは救いがなさ過ぎるって訳で、このお話の救いであり、或いは作者の良心であり最大のフィクションを2つ。
- 室見さんかわいい!!!ちょうかわいい!!!!おまけにOJTで技術も凄いって憧れるゥ工兵変われすぐ変われ!!てか同僚の人達もみんな凄い!!(だが社長、テメーは駄目だ)
- 最も私がいる部署の周りの人はみんな凄いのですが。何でこんなに忙しいの?って不思議に思うくらいに。なんでだろうね?
- 一巻にして発揮される工兵の規格外折衝力。そして危機的状況からのビックリするくらいの爽快で綺麗な幕切れ。
- これまた室見さんの姿と対比して痺れましたわ。。どこかで上条さん的オーラって書いてあってなるほどと思ったけど自分的には凶華さんオーラを推したい。後、全てがこれだけ綺麗に片付くこともなかなかなかったりする。
そんな訳で総括としては、このお話が丸々ファンタジーやフィクションに感じられるのであればきっともっと楽しくこのお話が読めるよ!オススメするよ!!ってことかなwネタがどこまで持つのかちょっと不安だけど、息の長いシリーズになることを望んでます。。アニメ化はネタ的にも無理かもしれんから、ドラマCDあたりの展開を期待。