/* よく考えたらすげータイトル詐欺です */

いまいまの最重要技術的課題。Oracle Databaseを触る時未だにおっかなびっくり感が抜けないのをどうにかすること。 私は技術的なことに関しては色々触ることで覚えてきた人間ですが、それ故に端から触りにくい(且つ無茶するとすぐ壊れそう)というブツは苦手なのでかなり苦戦しているのが現状。

最近は仕事でも触る機会が増えて、家でも設定検証とかでちょこちょこ触っているんだけど、相変わらず空で色々触れるようになってない。資格勉強とかで基本的なメカニズムとかは抑えたんだけど、コマンドとかトラブルシューティングはさっぱり。リファレンスは製品が製品だけに数はあるのだがそれ故に目的の情報に辿り着きにくく、GettingStartGuideとReferenceの間を埋めるドキュメントに乏しく知識があまり体系化されていない。自分解釈を立てるまでのハードルが高い。

プログラミングは作るも壊すも自分がすることなので上の話とはちょっと違う。調査するにも自分がやりたいことがあって調査するので目的も明確だし実装次第でどうにでもなる。ApacheとかBindとかNTPとか他のLinux系MWも色々触ったけど、コイツらは本質的には難しくても触ることは簡単。コンフィグはテキストだし、バージョンが上がっても昔の知見がある程度は応用できる。最悪壊れたらサクッと入れ直せば良い。DDNSと同じドメインを内部NWからも参照できるようにしたいなど、ある目的を達成する為で使用されることが多いので学習プロセスが自然で無理がない。達成感も大きい。

同じDBでもMySQLは(構造的に単純であることを差し引いても)研究で散々触ったので今でも割と触れる。多分Oracleも同じように使用すれば良いんだろうけど、基本的に手段として使用する場合は冗長性とかより性能の方が重要だったりするので、SQL文に習熟するくらいで留まっていたような気もする。今必要な知識はそっちではないし。まーでも一番の弊害は、壊した後のリカバリがえらく大変なことだろうな。リカバリは言うまでもないけどリストアも。それはうちの環境特有の話もあるけど、例えばRACのASMを5本リストアするのに数時間かかる。結局、自分で一回痛い目を見ないとリスクとか注意すべき点っていうのは見えてこないし、壊しても直せるくらいになって始めて空で触れるようになったと思うので。

AdministrationGuideを最初から手を動かして追いかけるのも良いかもしれないが、刹那的な理解に終わりそうなのだよな・・