お迎えしたのは一週間近く前ですが、一応いろいろ写真撮ったのでレポのようなことをしてみます。結構いい加減に撮った写真なので色々と余計なものが映っていますが気にしないように。(カメラ新調した意味ないような..)内容も色々といい加減です。

外観

外箱。シンプルですが外箱と内箱がかなりタイトな作りで、開けるのにえらく苦労しました。ペコちゃん箱キックも説得力ある気がします。値段と携行用ポーチの有無でルテニウムを選びました。パラジウムの艶消しも魅力なのですがそれだけで+20kは..

外箱

内箱を開けたところ。高級感とか荘厳な雰囲気とかは欠片もないですね!!(だがそれがいい)左側がヘッドホン本体、右側が携行用ポーチとクリーニングクロスです。

内箱

携行用ポーチとクリーニングクロス。携行用ポーチは思った以上に作りがしっかりしていました。フランス製マドラスゴートスキンとやらを使用しているようで、内ポケットもいくつかあるので使い勝手は悪くなさそう。ただハードケースではないので、鞄の中にこのまま入れるだけでは不安。クリーニングクロスはゾネのロゴ入りという程度です。

ポーチとクリーニングクロス

本体。折り畳めないのがアレですが十分にポータブルできる大きさだと感じます。(過去にMDR-Z1000やらSRH840やらを平気で付けて歩いていた自分にとっては尚更..)細部の作りも一般的なゾネホンと比較して高級感があり、総じてデザインはかなり好きです。

ヘッドホン外観

ハウジングはルテニウムのメッキ?仕上げなのでピッカピカ。指紋は想像したよりは付きにくいものの、これが故にあまり外に持ち出そうとは思えない。出張とかで新幹線やら飛行機乗る時なら良いかもしれませんが。他の金属部分はアルミのヘアライン仕上げかな?

ハウジング外観

イヤーパッドや頭頂部部分のパッドにはエチオピアシープスキンなるものが使われているようです。もちもちしていてフィット感は抜群。MDR-Z1000のそれに似た感じ、メガネ掛けてても痛くない。その分お手入れをちゃんとやらないとダメなのかしら。後、夏は100%蒸れるので屋外では絶対に使えない..

イヤーパッド外観

MADE IN GERMANYのロゴはシール!こういう部分に欧米気質を感じます。シリアルは2100番台てことで、何気に所有しているQ701とそう変わらない数字。(無駄にphotoshopで編集してます。スポット修復ブラシを初めて使いましたが凄いっすねコレ!!)

シリアル番号

装着感

フィット感は抜群ですが側圧はやや強め。2時間くらい付けてると耳が痛くなります。それでも新宿ヨドで試聴した他のゾネホンと比べるとかなりマシでした。(独特のチープさはあれはあれで好きなんですが、付け心地もスポイルされているのがマイナス)

取り回し

大きさ自体は十分に屋外での使用とか持ち運びとかできるレベルだと思います。お値段とヘッドホンの造りから、一般にポータブルヘッドホンと呼称されているものに比べて持ち運びの方法に気を遣わないといけないであろう点が難点。私はそういう部分に気の回る人間ではないと自覚しているので、当面は据え置きで使用する予定です。。

使用時間は約50-60時間。調べるにゾネホン的にはまだエージングの最中っぽいので、アテになりませんが印象を書いときます。素人ながら、概ねネット上の評価は正しいかと思いました。

  • ドンシャリ寄りフラット。
  • 量感十分ながら非常にソリッドな音。
  • 解像度は抜群、音場は狭いがS-Logic効果か密閉型にしては広い方だと感じた。

余談ですが、エージングで結構音は変わりました。使用開始当初は低音が物凄く高音が籠り、しばらくすると今度は高音が刺さり始め..今は少し落ち着いたかなという感じです。抜けもよくなってきている気がするので、印象が変わったらまた書いてみようと思います。

総評

ヘッドホンにこれだけのお金をかけるにあたっては相当に迷いましたが、それだけの満足感を得られる買い物だったなと思いました。同時に周りや上の価格帯が射程圏に入ってしまうので、物欲面では大層しんどいのですが..HD800とか(苦笑)